2022年 新年のご挨拶
明けましておめでとうございます。
皆様に新年のお慶びを申し上げます。
2019年から現在まで世界中を悩ませている新型コロナ問題。日本ではワクチン接種率が上がったことに加え、国民一人一人の様々な努力と感染対策が功を奏し、昨年冬には一旦抑え込みに成功しつつあるように思えました。しかし今後も、第6波以降の感染リバウンド、オミクロン株の流行、ブースター接種へのワクチン不足、未だ確立しない一般治療薬など、懸念事項は山ほどあり、世界情勢を鑑みても真にコロナ禍が収束するのはまだまだ先となりそうです。
そんなコロナ禍ではありましたが、昨年度の宮商では社員への早期のワクチン接種や細かい感染対策設備への投資を積極的に行い、感染者を出すことなく宇部工場第1、第2、共に安定した生産体制を整える事が出来ました。加えて年々加速する半導体需要の更なる高まりもあり、前年度は増益となりました。本年度も更なる増益を目指して参ります。
またその一方、世界的な脱炭素への変遷は、商社部門にとっては厳しいものとなりました。しかし、「三方よし」や「SDGs」に取り組んでいる弊社としては、それに則った新しい方向性を模索する必要があると考えます。
VersusコロナからWithコロナ。そしてPostコロナの時代へ。今後も経済の先行きは不透明です。だからこそ、現状に甘んじることなく、常に事業のアップデートを実行出来るかどうかが中小企業の大きな「差」となっていきます。
今年は壬の寅年です。「厳しい冬を越え、新しい成長の礎となる年」。
慢心をせず精進してまいりますので、本年も宜しくお願い致します。